
なるほど、女子目線だと鉄はこう見えるのか!?という本
27のショートエッセイの中は鉄道だらけ。近郊列車や新幹線ばかりでなく、どちらかというと、さびれていたり、廃線間近だったりという線もたくさん登場します。登場する路線をざざっと書き出してみると
奥羽本線、米坂線、のと鉄道、ゆいレール、リニアモーターカー、新幹線、丹後鉄道、陸羽東線、あさかぜ、さくら、岐阜路面電車、SLあぶくま号、鹿島鉄道、つくばエクスプレス、立山砂防工事専用軌道、山手線、出雲、わたらせ渓谷鐵道
エッセイの中で、女子的でオモシロイなーと思ったのは「新幹線の「顔」に惚れました」。新幹線がどれくらい男前かが滔々と語られています。好きなのは700系らしいです。
くすっと笑ったのが「”輪”を以て尊しとす – 山手線」。山手線を内回り・外回りの2周乗車、でも1周分しか運賃を払わなかったことがカミングアウトされています。1周 260円なんですね、初めて知りました。こういう時間の使い方、無駄だらけで、かなり羨ましい。
「鉄道菓子の女王「もなか」に浸る」では鉄道の四角、直角美について語られています。確かに、知り合いの鉄にも、特急とか新幹線には眼もくれず、四角い通勤電車の虜になっている人がいます。鉄道のお土産の「もなか」も四角くあるべし、羊羹も四角くてヨイとのこと。
あと、「痴漢する側、される側」では痴漢行為について、かなりキワドい分析がされています。これは、確かに女子にしか書けないかも。
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作者本人も、男女で鉄のあり方は違うという性差を認めてますし、エッセイを読むに付け、確かに男子鉄と女子鉄は違うという気になります。男子がコレクターであり、徹底するストイックさがあるのにし対し、女子鉄は体験重視、自分が気持ちよければOKという具合。
でも、あえて男子と女子で分けなくてもいいのかなーとも思ったり。女子でもコレクターはいるだろうし、男子でもまったりしたい人はいるはず。いや、これは肉食女子と草食男子という話なのか!?と考えさせられたりするわけです。
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女性 内田百閒とはなかなか言えないものの(なぜかというと超 内田百閒ファンだから)、旅情もあって、なかなか楽しめるエッセイでした!他にも読んでみたいなーと思わされる一冊です!

ナルト vs ナガト
天道ペインを倒し、ナガトの元へ。自来也の選んだ二人の弟子が、それぞれの過去、それぞれの思い、自来也からそれぞれ託されたものを共有します。また「ド根性忍伝」が共通して託されたものであったことも明らかになります。
ナルトがどうしてオモシロいのかなー、と考えてみたのですが、周囲を巻き込み変えていく力。それもリーダーシップのようなスマートな変え方ではなく、一緒に考え苦しむところから始め、不器用ながら共感を作っていく、その人間っぽい力なのかなーと改めて感じさせられました。ナルトに巻き込まれ変わっていった登場人物を挙げてみると
再不斬と白
砂のチヨバア
我愛羅
エビス先生と木の葉丸
綱手
日向ネジ
などなど。週刊ジャンプの方では、最初まったく袖あつかいだった雷影も、ちょっとだけ心動かされてるようです。シカマルがシカクに言う、
めんどくせーのに足が動いちまった
・・・
ナルトといると、、
俺はあいつと一緒に歩いていきてえ、、そう思わされんだ
もナルトのこの力を言い表しています。カカシ先生もチヨバアに同じこと言ってましたよね。
周りを巻き込み、変えていき、仲間にしていくというのはワンピースのルフィも同じかなー ルフィの場合は行動とコトバの力という点がちょっと違いますけど。
でも、そんなナルトでも変えられないのが
サスケ
ナガトを通じて「痛み」とは何かを知り、サスケとの隔たりを改め理解したナルト。
オレはサスケのこと分かったつもりだった
でも本当はわかってなかったんだ
終末の谷で
サスケに何言ったって
伝わるはずなかったんだ、、
その隔たり埋め、つながりを取り戻すのには、まだまだ時間がかかりそうです。サスケは、どんどんダークになってるし。(ナルトが長く続くからいいんですけどね(^^))
ストーリーはというと。ナガトの最後の術「外道 輪廻天生の術」で里は壊滅状態を免れますが(やっぱり生き返っちゃった)、ダンゾウが6代目 火影に。雲の国も動き始め、ここからは五大国 五影を巻き込んだ忍世界スケールの話へ進みますー
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最後のページの我愛羅、またまたカッコ良くなってるー
▲若かりし頃のギトリス氏によるサン=サーンス
ひさびさクラシック
高名なバイオリニスト イヴリー・ギトリス氏と、そのお弟子さん達によるソナタや弦楽重奏など。演目は
1. ヴィトーリ/シャコタンヌ
2. サン=サーンス/序奏とロンド・カプリチョーソ
個人的に、この演目が一番好きでした。ロンドの華やかさがあって、情熱的で。技巧的に耳でも目でも楽しめる、って感じ。
3. パガニーニ/ラ・カンパネッラ
良く知られた曲。ちょっとしつこいくらいの超絶技巧でした。
4. バルトーク/二つのバイオリンのための44の二重奏曲
ギトリス氏とお弟子さんの、ゆるーいトークと、バルトークの練習曲集から3曲。トークと同じくほんわかした3曲で、農村風景が目に浮かぶよう。バルトークっていいなー
5. ギトリス/即興演奏
日本の愛唱歌を大胆にアレンジ。ギトリス氏のバイオリンは、ひょうひょうとしつつ、喜怒哀楽がストレートに伝わってくるようで、こういうのが円熟の極みというのかなーと思います。
6. メンデルスゾーン/弦楽八重奏曲変ホ長調
バイオリン1、バイオリン2、ヴィオラ、チェロがそれぞれ2台の豪華八重奏。華やかです。第四楽章の出だし、チェロから始まって、だんだんと8つ音が重なっていくところがステキ。ラストは全員でかき鳴らすという感じで弦楽らしい豪奢さ。
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後はアンコールとか、ちっちゃいゲストが登場して、おまけの「きらきら星」とか。コンサートであるのは間違いないのですが、ホールにふらっとやってきたギトリス氏とお弟子さん達が弦楽で楽しいことしますよ、よかったら聴いて楽しんでってくださいね、くらいの、ほんわかアットホームな時間でした。きっとギトリス氏のお人柄なんだろうなー