#book 万城目学『プリンセス・トヨトミ』
豊臣家の末裔を守護するという大阪の秘密。それに巻き込まれていく会計検査院。都市伝説という脆い存在を、国家システムという現代のもっとも揺るぎない存在と掛け合わせるというミスマッチな設定。また、マグダラのマリアとフリーメイソンに近い関係を、絶対そういうのが似合わない大阪に担わせているところもミスマッチ。でもそのミスマッチが不思議とおもしろい作品。
大阪は馴染みがなくて、あまり実感がわかないのが残念だったのですが、大阪のいろいろな場所や、大阪の市井が描かれていて、読む人によってはそういうのも楽しいんじゃないかなー、と。
あと主人公の一人、プリンセス・トヨトミにあたる茶子。全く違う分野ですがヴィジュアルにしたらきっと、こんな感じなのでは(左側の女の子)。

東村アキコ「主に泣いてます」の緑川ツネ。ついでに言うと茶子を守る真田大輔は同じく「主に泣いてます」の小桃宣親、通称こもも。この二人をイメージしながら読んでいたら、また違った意味でフクことができましたww
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好きだったフレーズのメモ
“松平にとって結論とは、客観的な真偽を判断することではない。それを踏まえ、自分が何をすべきかきめることにある。”

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