和田毅・杉内俊哉 『サウスポー論』

パ・リーグ ペナントレース制覇、クライマックスシリーズ制覇、日本シリーズ制覇、他11球団すべてに勝ち越しと、2011年は圧倒的な強さを見せた福岡ソフトバンクホークス。そのWエースが、普段何を考え、行動しているのかを対談形式で綴った一冊。
二人が好対照な思考パターン、行動パターンを持ちつつ、でも(だからこそ)お互いがお互いを認め合っているところがよく分かる。杉内は、クライマックスシリーズの優勝を決めた登板でも、10回表に先制点を許し泣き崩れるなど、これまで泣いた試合多数。喜怒哀楽がはっきりしているタイプ。逆にノルと手が付けられなくなるタイプ。野球大好き小僧がそのまま大きくなったようなタイプと書かれていて、なるほどなーと思いました。
和田はポーカーフェイスで淡々と投げるタイプ。終盤のピンチで逆転を許すなら1点も2点も同じとか、ヒットを打たれて同点にされるとリリーフするピッチャーが(今度は逆転されるという)プレッシャーになるからここはファアボールでも良いとか、思考が監督やコーチっぽい。対照的に大人思考ともいえるし自分勝手とも言えるしw
この本を読んで今年の杉内、和田の登板を見たら、もっと面白かっただろうなーと思わせる一冊。来年もこの二人の活躍に期待! でも二人ともFA権を取得していて行使するかのかどうか・・。
このまま、もうちょっと杉内、和田のWエースをみたいなー。ファン全員が望むとこです。
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